太陽礼拝上達のコツ 坐骨に注目! 正しい前屈と後屈
今日のテーマ
太陽礼拝上達のコツ 坐骨に注目! 正しい前屈と後屈
今日は正しい前屈と後屈について説明していきます。
ヨガをしていると、前屈や後屈の動きがたくさんありますよね。
太陽礼拝で前屈と後屈をする時に意識してほしいポイント
太陽礼拝の前屈と後屈のポイントは実は坐骨なんです!
坐骨とは、おしりの左右にある、地面に座った時にゴリゴリと当たる2つの骨のことです。
この坐骨をどう動かして行くのかというと、坐骨を上げる、下げる、という動きです。
坐骨を上げる、というのは、骨盤を前に傾けるということです。
坐骨を下げる、というのは、骨盤を後ろに傾けるということです。
また、お尻の骨から膝裏へと繋がっている太もも裏の筋肉がありますが、坐骨を上げるとこの筋肉は引っ張られて伸びます。
坐骨を下げるとこの太もも裏の筋肉は縮みます。
つまり、
坐骨を上げる=坐骨と膝裏の距離が遠くなる
坐骨を下げる=坐骨と膝裏の距離が近くなる
と言えますね。
このことを理解したうえで、前屈と後屈をやってみましょう。
太陽礼拝では坐骨を意識して前屈をやってみよう!
前屈をする時は、坐骨を上げることが大切です。
間違えやすい例として、坐骨を下げたまま上半身だけで前屈をしようとすると、腰から曲がってしまって背骨を痛める原因となってしまいます。
坐骨を上げて、坐骨と膝裏との距離を離そうとすることで、膝裏の筋肉がしっかりと伸び、正しい前屈の効果を得ることができます。
太陽礼拝では坐骨を意識して後屈をやってみよう!
後屈をする時は、坐骨を下げることが大切です。
間違えやすい例として、坐骨を上げたまま後屈をすると、背骨に負担がかかり、体重を安全に支えることができなくなってしまいます。
坐骨をしっかりと下げて、坐骨と膝裏の距離を近付けて、太ももの前側を伸ばそうと意識していきましょう。
正しい前屈と後屈のポイントを理解して、よりアーサナの効果を感じていきましょう!